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第81号 治療した後痛みが出た

良くある患者さんからの質問、時には苦情。
歯医者が触らなければ、痛くも痒くも無かった歯が歯医者がいじったら
痛くなって物も噛めない。ばい菌が入ったのか?等々。
術後の痛みは様々あるが、大きく分けて二通りある。
神経の刺激による痛みと根の周りのクッションの痛みである。
最初の方はしみる、後の方は噛むと痛い。
慢性炎症を起こしている歯の根は、歯の周りの歯根膜というクッションが
腫れたり膿がたまって空洞になったりしている。
でも徐々に悪くなり続けているけれども自覚症状が無く自分では
普段何も感じない。
ところが治療を始めると直後から、痛みが出始めることがある。
これは慢性化していた部分が、活性化され自覚症状が出始めるのだ。
治療が進み治る過程において出てくる痛みである。
痛むことがあっても心配なく必ず治るからと説明する。
もう一つの所謂しみる痛みこれが続くと長く痛みを感ずることがある。
虫歯を削り神経(歯髄)に近くなると、温度的刺激が特に鋭敏に感じるようになる。
これは歯髄の外側に象牙質を作る細胞がありこの細胞の働きにより象牙質の厚みが増し
しみるのが収まってくる。
問題はこのしみるのが収まる時間である。
2~3日で収まるものもあれば、1年も続く場合もある。
その間患者さんは辛い。
ただそうしてでも神経は残したほうが良い。
神経というが歯髄には血管がありこれを取ると新陳代謝が失われ歯は生活しなくなり
もろくなり欠けたり割れたりしやすくなる。残せるなら何としても残したい。
今回術後の不快症状について書いたが、これも一回では書き切れないので
続きを書きます。



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