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第238号 顎が痺(しびれ)た

此処の所、唇が痺れた。顎が痺れた。顔が麻痺している。
数人がこれを主訴として、来院されている。原因は、歯槽膿漏で顎の骨が溶け、歯の周りから
顎の下までばい菌が入り込み神経と血管の入っている、下歯槽管と言う管が犯されている。
又エナメル上皮腫という腫瘍が出来麻痺が起こった方。
外国でインプラントのオペをやってもらったが、顔が半分麻痺している方。
虫歯を放置しばい菌が根の先に出てしまい、顎が大きく溶けてしまった方。
酷くなるまで自覚症状が無く、痺れを主訴としてこられ、大学病院で顎を半分とって、チタンの
顎を入れ入れ歯を作った方もいる。
顎の異常は、自覚をともなう時と全く酷く進むまで気が着かない時が或る。
数回前にも書いたが、口の中に癌が出来ると、マスコミで取り上げられ、多くの患者さん達が
質問に来られたが、麻痺にも関心を持って頂いて、余り酷くならない中に歯医者に来て下さい。
今日書いた患者さん達も、レントゲンを詳しくチェックして見つけた方達です。
定期的な検診が大事です。お待ちしております。

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第237号 トゥース ウエアー (2)

90年の長きに渡って日々の過酷な、咀嚼機能を受け持って来た歯である。
見事に残って現在も、毎日の生活に役立っている。素晴らしいとしか言いようの無いお口である。
こんな口元を見られるのも、永く続けて来た御蔭と感動を覚える。
ではこの主訴は(噛み難い)、何処から来ているのか。
患者さんの顎の模型を作り、咬み合わせを機械の上で再現し、原因を調べてみる。
噛み合せる場所が、無くなって来ている。咬合面という。
すり鉢とスリコギの関係に無ければいけない奥歯が、まな板とまな板か、サラダボールとサラダボールのように
全く擂り潰せない、咀嚼できない状態になっておられる。これでは咬み難かったでしょう。
このように折角健康にお口を維持してこられた方が、磨り減った為に嚙めなくなってしまわれる状態が起こってきている。
これを トゥース ウエアー と呼ぶ。

第236号 トゥース ウエアー

人生100年国会で、安部総理大臣も言われた。
織田信長の時代は、「人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり。 ひとたび生を得て滅せぬもののあるべきか」
安土桃山時代約400年前の日本人の寿命とすると、この400年くらいの間に人の命は、倍の長さで延びたということだ。
いやつい2-30年前までは、80歳が寿命と言われていた。この20年くらいに驚くような延び方である。
人の寿命が延びたことについては、様々な要因があるがそれについては、各所で述べられているので省略するが
ここで今日取り上げた トゥース ウエアー とは一体何なのかについて、話したい。
一口で言えば歯の摩耗(咬耗)することである。磨き過ぎて磨り減る。酸でとける。も含むが。
6歳の時に人の永久歯が生えて来る。94年間使い続ける訳だ。
歯の一番表層にあるのを、エナメル質と言う、噛み合せる回数は一般的に1日350回位と言われる。
6歳臼歯の噛み合せる力は、自分の体重を超える力を出す。エナメル質の特徴は、新陳代謝をしないことである。
一度はえて来たら、そのまま生涯使い続けるのだ。人の身体でそんな所は他に無い。
凄い力に耐え働き続けるエナメル質は、早い人で30代位、遅い人でも50代位には、摩耗し始める。
先月90歳を超えたお元気な方で、28本全て健在の方が来られた。見事である身体も、身のこなしも
凡そ年齢とはそぐわないほどきびきびして、歯医者ではまずお目に掛かることの無い口であった。
少し噛み難くなったが、主訴である。
全く見事な歯並び咬み合わせ。感心してみていたが、磨り減り具合が可也進んでおられる。(つづく)


第235号 長い連休が終わる

長い長い連休だった。丸1日休んだのは今日を含めて2日だった。
この連休の間、約束をしていた患者さんを含めて、50数名の治療をした。
急性症状の方も多く、お薬を投与する必要のある方も随分いた。
異口同音に、有難い!! 歯の痛みは絶対に、我慢できない。助かったよー。
院長身体を大事にしてよ。あんたが具合悪くなったら、私の歯を診てくれる人がいないんだから。
やって良かった。もし休んでたら、この患者さん達苦しんで連休どころじゃなかったんだから。
また明日から、いつもの診療が始まる。
力一杯頑張るぞ。
連休最後は、テニスで力一杯発散してこよう。
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