第173号 7歳 男の子 舌が痛い

乳歯が、永久歯と交換し混合歯列期と言うが、下顎の前歯が生えて来ている。
口の中に、出て来たばかりの歯は、先端が凸凹で(発育葉と言う)舌が傷つき易く、
この子も舌尖が大きな潰瘍を作っている。褥瘡性潰瘍と言う(靴擦れのようなもの)。
気になるし、痛いし物を食べる、喋る何をするにも触ってしまう。
ほとほと困って、紹介されて来院された。
永久歯の先端を磨いてぎざぎざの部分を、丸めてやった。
直ぐに楽になったと、帰宅した。
それから2週間、ちょっとでも氣になると連絡があり、他の歯も丸めて潰瘍が出来ないようにしてあげる。
無論歯を削るのではなく、シャープなエッジを、磨いてやるのだ。どうしても続いて永久歯が出てくる度に
潰瘍を作るなら、マウスピースを作ってあげる。
元気な朗らかな子だ、是非気持良く成長発育して貰いたい。
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第172号 治療後の経過

開業以来43年が経つ。先日東京都歯科医師会から、終身会員になる旨連絡があった。
自分の歳は、考えずに力一杯動くをモットーに、これまで来た。
これからもその信念は、揺るがす事無く邁進して行く。
「先生のお陰で、命を永らえてここまで、美味しく物が食べられ、長生き出来ている。あんたが居なくなったら
凄く困るから身体を大事にして呉れ。」と、患者さんに諭される。
20年経った、30年噛めてる、俺はこれ40年の入れ歯凄いだろう。色々な患者さんに出会い、工夫をし噛めるを一番に
治療をして来た。ご挨拶も「どうですか美味しく何でも食べられますか?」「お陰さまで何でも食べられ、身体も何処も問題ないです」
最高のご挨拶を戴く、こんなに嬉しい言葉は無い。
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