第159号 看護学校の講義

1年ぶりに看護学校の講義に行った。
此処は35年前から歯科の講義を、続けて来た学校である。
専任講師の先生方の中にも、「昔学生の頃、先生の講義を受けました」と仰る方も居られる。
看護学校の学生の特徴は、大変授業態度が良い事と思う。
無論私語を発する者は皆無であるし、居眠りする者がいると隣か後ろの
者が起こす。
返事もはきはきしており、話す方も背筋が伸びる思いである。
医療人としての基本の躾が、良く躾けられていると何時も思う。沢山の卒業生を
見て来たが未だに治療に通ってくる子もいる。
皆頑張って困っている患者さんの為に、役立って貰いたい。
心細い患者さんにとって君達は、心の支えになる大切な存在なのだから。

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第158号 歯牙の破折

随分昔になるが、歯の根が割れることを防ぐ、特に神経を除去した歯の破折を
防ぐのが歯医者の永遠のテーマになる、と話題になった。
永年問題なく使って頂いた治療した歯が、ある日突然歯茎が腫れ痛くて噛め無くなる。
勿論事故、暴力的な力、硬い物を力任せに噛んでしまった。
という例は患者さんも症状を、理解して貰えるが、普段何等問題なく、日常普通に使って頂いた歯が
突然噛めなくなる、或いは全く割れたのを気づかずに、平気に噛んでいた。
これは神経を取ったという事は、同時に血管も無くなり歯の新陳代謝が失われた結果、
象牙質の弾力が失われ、もろくなった事による破折なのである。
無論虫歯のばい菌が入り込んだ、感染した歯髄(俗に神経と呼ぶ)は、完全に除かなければならない。
又神経の無い歯が、全部割れるわけではない。如何にしてこの神経の無い歯の破折を防止するか、苦心惨憺して
この難問に取り組む、毎日である。


第157号 新入学の頃

4月桜が花開き、暖かくなって又春の息吹が、其処此処に感じられる頃と為った。
ピカピカのランドセル、革靴、制服に底抜けに明るい笑顔何度見ても、微笑ましく
力を与えてもらう姿である。
自分が小学校に始めて登校したのは、昭和27年の4月御袋に付き添われ雨上がりの
日差しの下、慣れない靴と大きな茶色のランドセルを背負い随分遠くまで歩いたと思っていた。
開業医の親父とそれを手伝っていた御袋、とんでもなく忙しかっただろうに、今から思うと
有難い事と改めて感謝する。
幼稚園に入園した孫達、無事に大きくなって幸せに長生きして貰いたい。
ジージも頑張って、又新しい出発をする積りで精進するからね。
ご飯を一杯食べて、身体を鍛え元気一杯育って欲しい。
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