第147号 最高のクリスマスプレゼント

宮元家のクリスマスは、例年一家揃って家のホームパーテイをやる。
今年もジージサンタは大はしゃぎで、孫に大きな袋のプレゼントを届けた。
去年は仮装に大泣きした孫も、今年は「どーもありがとー」と満面の笑顔で受け取ってくれた。
二人とも親から「良い子でいると又サンタさんが、プレゼント呉れるよ」、「ウン良い子でいるから
又呉れるよね」と目を輝かせている。
至福の時を過ごし、普段飲まなくなったお酒が回って少々酔っぱらった時、宅急便が届いた。
自分宛ての荷物である。果て何が届けられたかな?お歳暮は終わったし、ネットで何か買ったかな?
家の者が開けて呉れ「凄いこれは高いよ‼良い物頂いたね」。
太陽歯科衛生士専門学校卒業生の11期生、F君からである。
カードには「先生喜寿おめでとう御座います。何時までも元気にテニスをお続け下さい。最高の恩師へ」
挙げるばかりの自分には、何十年振りかの素敵なクリスマスプレゼント心の底から嬉しかった。
有難う大事に使わせてもらうね‼



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第146号 神の手

もう30年も前のことだが、通っていた床屋さんに、80代後半と思われる、お婆ちゃんが居た。
腰は流石に少し曲がってはいたが、話が楽しくいつも髭を剃って貰ったり
襟足を綺麗にして貰っていた。
息子夫婦の代になっていて、お婆ちゃんは剃刀だけを担当して居たんだと思う。
今ふっと思い出し、あの刃触りが懐かしく、其の後色んな人の剃刀を経験したが
あの不思議な感触に出会うことは皆無である。
”和剃刀”と言っていた、包丁の使い古した砥いで刃がかろうじて残っているような
小刀と言った風情の棒状の剃刀を手にしていた。
なんとも優しく、チクリともしないばかりか、スーッと顔の表面を滑って行く。
気持ちの良さは、天下一品であった。
これぞ神の手と言って間違いない。
振り返って自分はまだまだ、あのお婆ちゃんの様な手の動きにはなっていない、又
患者さんはそこまで、気持ちよく受診されていない。
もっと腕を上げようきっと必ず近づこう。

第145号 懐かしい顔

つい先々週夜間部6期生、昼間部37期生の授業を、終えたところだ。
突然懐かしい顔ぶれが、顔を見せた。
10期生の加藤と多恵チャンだ。
二人とも、良い貫禄が出て年齢に相応しい様相である。
お父さんが治療が終わり、定期健診に来られている話から
近々の話をしている時、このブログの第144号のタイトルを見つけ。
「えっ!!辞めちゃうの!!」
「なんで?」 「歳だから?」・・・・あいも変わらずの喋り口。
「そうだよ。歳だからだよ。今はもう最長老の非常勤講師に為っちゃった。
もう若い先生にお願いすることにしてもらった。」
「ふーん。辞めちゃうんだ」
惜しそうにしてくれるのは、正直嬉しく思った。
現在実習に来ている37期生の臨床実習生も、自分の講義は臨床の生の声が聴かれ、
とても興味が持てたと言ってくれた。
永い講師の役目は、私の臨床家としての質の向上、倫理の上でも大変役に立っていた。
学生に話す内容と、実際の臨床に違いがないように努めた。
そういう意味でも学校当局には、感謝するところである。




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