第77号 お口のお掃除をしましょう)(5)

15年前「如何にかして欲しい!」
他の先生に診てもらったら、これはもう抜くしかない。周りの骨が無くなって根が出てしまっている。
確かに頬を向いた方の根が殆ど先端近くまで露出していてぐらぐら動く。
この先のことを考えると抜いたほうが良いと思う。他の歯のことも考えてこれ以上骨が無くなると
もっともっと状態が悪くなるから。と話すが聞く耳持たず、ひたすら「如何にかして持たせられないか、
抜きたくない!」言い続ける。
顎の方を向いた根は、何とか固定出来そうだ。
「残してみましょう。但し条件があります。しっかり後のお掃除をやって頂く事。又継続して経過を診せに来て頂くこと。
将来抜歯しなければいけなくなる可能性もあること。を承知して頂けるなら」
あれから15年この患者さんきちんと、定期的に経過観察、歯周治療、又日々の口腔清掃を完璧にされ、例の
抜くはずの歯、外側の根は、先端まで露出したままだが、他の根はしっかりと骨の再生も出来安定している。
28本の歯全て歯茎は健康そのもの(1本は骨吸収が大きいが)60歳を越え元気一杯生活をされている。
口腔清掃に付きシリーズで、いろいろお話をして来ました。
物を食べたら歯を、口を綺麗にしましょう。幸せになれますよ。

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第76号 お口のお掃除をしましょう(4)

昭和20年生まれ今年誕生日が来ると、70歳の患者さん。
28本歯が残っておられ、神経(歯髄)を取った歯が3本。
開業以来の患者さん、初めて会った時は27歳。
かっての宮元歯科医院の直ぐお隣の患者さんだ。
何でも食べられ歯茎も健康そのもの。
良く歯を磨き、歯間ブラシも使い、定期健診も欠かさず年3回みえる。
顔つき、目の輝き、エネルギー、話し方、考え方他全てに明るい。
驚くほど陽気な人柄、兎に角朗らか。
来院されると「歯石が溜まったと思う。取って欲しい」と言われる。
丁寧に掃除されているので、歯石にはならないが、磨き残しがあり4ヶ月位の来院が意味がある。
世の人達に知って貰いたい。口に物を入れるのと口のお掃除をする事を
同時にやる物であり、習慣付けると何等苦痛や手間隙掛かるものでなく
結果30~40年後幸せな食生活が送れ、健康で楽しい生活、幸せな日々が
人生が待っている事を。
食べたい物が何でも自分の口で思う存分食べられる事を。

第75号 お口のお掃除をしましょう(3)

どうすれば綺麗になるだろうか?
歯を磨くのではなくこするのでも無い、歯と歯茎の間、隙間に歯ブラシの毛先が滑り込むように動かす。
力を入れずに軽いタッチで震わせる位の振動を加える。
歯茎や象牙質(根の周りの歯の組織)は銀の食器を洗うよりていねいにそーっと洗う。
歯間ブラシといって歯の間だけを綺麗にする煙突掃除のブラシのような物。
糸楊枝、フロスといい絹糸に薬の付いた糸、一歯用ブラシ様々の補助的清掃用具。
時間を掛け丁寧に大切に、決して乱暴ではなく。
当然ブラシの毛先は、軟らかめの物、以前は可也硬い物を勧めたこともあったが。
もう一点良く噛むこと、精咀嚼といって30回口に物を入れたら噛む。
嘘だろうといった患者さんが居たが、実際やってみるとこんなに違うのか。
といって驚かれ又胃腸にも本当に効果あると喜んで居られる。




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