第74号 お口のお掃除をしましょう(2)

3ヶ月程前ご紹介の患者さんがいらっしゃった。
ご挨拶をされ顔を上げられ驚いた。
唇から歯茎が溢れ、まるでザクロの実が熟したような色と形だ。
出血し膿が溢れ、臭いも凄い。
学生時代教科書で見たケースと全く同じで、患者さんはお医者さんだ。
口の中に常在菌といって多数の細菌が居ることは、知っておられたが
歯周病と関連つけられず、ブラッシングも殆ど為されてない状態だった。
早速患者さんに原因からその除去法を細かくお教えする。
流石に医療最前線の患者さん、ものの見事に大変身された。
1週間で出血排膿が無くなり、赤味も臭いもスッカリ消えた。
一日5回ブラッシングをしてもらい、1ヶ月後にはすっかり健康な歯茎に戻られた。
本当に劇的な変化である。
後で伺うとここに来るまで、歯ブラシをする意味の真の理解が無かった。
しみじみ出会えて良かったと、相互に喜んだ。
医療の専門家であっても、口腔清掃に関しては知らないものである。
もっともっと世に普及しなければならないと、痛切に思う。
事ほど左様に、口の清掃が悪いと、酷い事が起こり果ては歯を失くし入れ歯にと為って行く。
又歯周医学といって口腔清掃が悪いと、心臓、出産、糖尿病、骨粗鬆症、肺炎等全身的疾患を引き起こす。
毎日毎回の食事と口腔清掃を、一体の物と考えて必ず励行したい。                                         

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第73号 お口のお掃除をしましょう(1)

お口のお掃除は、何を掃除するのか?
改めて考えてみたい。
食べかす、磨き残し、歯垢、ヤニ、臭いの元、はさまって取れない物、汚れ、色物等々上げられる。
正しくはプラーク!を取ることである。
最近はコマーシャルでも良く耳にする言葉である。
歯垢と訳され歯の汚れと、思われているものである。
実際は細菌の塊、菌塊である。
うがいでは取れなく歯ブラシで或いは歯間ブラシ・糸楊枝等で機械的にこすって取らなくては
除けない厄介な物である。
200種類を超えるばい菌の塊である。
お年寄りの死亡原因の半分が肺炎その内の更に半分が誤嚥性肺炎といって間違って肺に入ってしまう
食べ物や飲み物である。
これと一緒にプラークのばい菌が入り込みその中の、肺炎を引き起こす細菌が関与する。
口腔衛生といい、前にもこのコーナーで取り上げたが、一般医科の先生方が高齢者の治療に際して
先ずは噛める様にして貰ってと歯医者を紹介されるが、併せて口を綺麗に清潔に保つようにすることを
可也依頼されるようになった。
介護の方達も随分口腔清掃に携わって呉れるようになり、高齢者の口は随分と綺麗になって来た。
そのように高齢の方達の口腔衛生は可也改善されつつあるが、一向に変わらないのが15歳~60歳
位の方の、プラークの量である。



第72号 新年明けましておめでとう御座います

今年も力一杯頑張って、夢の実現に向けて活動します。
年賀状にいつもと同じ頑張りますの文字を今年も、書き込みました。
友人にお前の年賀状は、いつも頑張るだね。
と言われた事がある、気がついて振り返ってみると父母が亡くなった後の年賀状を
出さなかった時を除き、20年以上決まって頑張りますであった。
年初去年も上手な治療を、と祈ったが今年も変わらず、去年より
更に一歩前進した治療を心掛けて行く。
すでに40年経過した処置が、何ら問題無く経過して頂いてる患者さんがいるかと思うと
未だ4~5年しか経っていない患者さんが再治療が必要なことがある。
再治療は最大限の努力をして二度と再び問題を起こさないと固く心に誓い
取り組む。
まだまだ課題は沢山あるが、今年も頑張ろう。
年の初めに当たり、強く思い今年の目標とする。


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