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第219号  子供の入れ歯

前回第218号で書いた乳歯が、永久歯に交換する時のこと。
大体5歳半~6歳半位の時乳歯が、脱落し始める。
その過程で、七五三のお祝いに写真を撮るんだけれど、歯が抜けていると可哀想だ。
何とかなら無いだろうか?
幼稚園通っているが、大人の歯が出るまで、時間が掛かるなら替わりの歯が無いと
可愛くない。
そういった見た目の問題だけではなく、交換期ではないのに早くに抜けてしまった場合
咀嚼機能、永久歯のスペース確保、発育、栄養摂取などの問題から、乳歯の入れ歯が
必要になる。
乳歯義歯と言って簡単に言うと、大人の入れ歯と全く同じだが、大きな違いは大人と違って
慣れるのがとても早い。
始めこそ嘔吐しそうになったり嫌がるが、鏡を見て綺麗に歯が揃うのを見ると
喜んで入れてくれるようになり、親を驚かせる。
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第218号   交換期の乳歯

人は6歳前後になると、乳歯が揺れ始め、永久歯と萌え替わる。
最初に萌替わるときは、親御さんが大変である。
前歯が抜けた!! どうしよう!! 血が出ている。どうすれば良い?
チョクチョク或る電話。自分の歯が抜けたときの事は、忘れてしまうものらしい。
私は、乳歯が抜け替わるときのこと、鮮明に覚えている。
歯医者の息子であったからなのかな。ある時は、親指の爪で触っているときに
机にひじを突いていたのが、がくんと外れその拍子にずぼっと抜けたこともあった。
いじっていた時くしゃみをした拍子に、ねじられてとれた事もあった。
喧嘩をして、ぶつかって、机に当たって、アイスキャンデイーかじって等等色んな
事で脱落した。
2本目、3本目にもなると、本人も親御さんもビックリしなくなる。
人の成長の織り成す一ページ、面白くもあり、素晴らしい一生の歴史のひとコマでも或る。

第217号 安楽死を自己選択する

今朝のNHKの番組で、大変ショッキングな言葉を聴いた。
或る映画の紹介で、若手の女性の監督が今後10年先に実際起こりうる問題を
提起し、観客に問いかける番組であった。
高齢者が溢れてくる社会に対し、極論を言えば生産性の無い高齢者を
排除しなければいけなく無くなるのでは?と言う趣旨の問い掛けと自分は思った。
障害者を10数名殺した事件に、ツイッターで「仕方ない、必要だ」などのつぶやく声が
あったことも紹介されている。
当然鑑賞した観客から喧々諤々の意見が飛び出した。
その中に「自分が自ら安楽死の道を選ぶのも、方法としては考えられる。」
70代後半か80代の男性であった。
家族に迷惑を掛けたくない。が理由であった。
本当に家族を思い幸せを願っての言葉である。
しかし自分は思った、子や孫に迷惑を掛けない、歳を重ねる方法を考え実行しよう。
子や孫が本当に幸せなのは、矢張りおじいちゃん、おばあちゃんが元気で朗らかに
一家の構成要素として何時までも、居てくれることだと信じている。
健康長寿を一人一人が真剣に考え実行し、安楽死などと考えず寿命全うしましょう。
美味しく物を食べることが、その第一歩です。


第216号 何処が悪いのか?判らない。

頭、耳、眼、鼻、喉、首、肩、背中あちこち具合が悪い。
色んな科に相談し、検査もして貰った、薬も出してもらい呑んでる。
でもやっぱり具合が悪い。歳のせいとも言われた。
諦めるしかないのか、と我慢をし続け薬を飲み続けたが、苦しい。
こんな症状の患者さんが、気が着けば10人に一人か二人お見えになるようになった。
多くは顎関節症であった。
日本の長寿社会は90歳位は、もう珍しく無いくらい、進んで来ている。
6歳の頃から噛み続けて来た、頑丈な永久歯も80数年経ち流石にほころんできた。
今まで大学で教わって来た、或いは学会で学んだ、所謂歯科の治療の概念を、飛び出し健康で問題無く噛め、
手入れも良くし、十分健康を維持されてこられた患者さんが、或る年齢を超えて来ると
歯の構造上、新陳代謝をしないエナメル質の、崩壊が起こり始める。
如何にしてこの先の人生、食べたい物を何でも食べられ、美味しく、楽しい食事が出来るか。
歯医者の新たな挑戦と思い、力一杯取り組もうと決心する。

第215号  顔、頭、顎、喉、首全部痛い(5)

6月14日(4)で書いた患者さんの其の後。
体重5キロ太った。40キロを切っていた身体であった。
何を食べても美味しく、かってあった痛み、頭痛、不快感、不眠、など全く無くなり
鎮痛剤、睡眠導入剤は、呑まなくなった。
元気な身体と、気持、やる気が湧いてきて毎日が幸せな気分で過せている。
身体のリハビリと、口のリハビリを毎日欠かさず続けているとの事。
見るからに元気になられ、「何の為に、長生きしたのか、こんな薬を飲まなければならない又
呑んでもちっとも良くならずに、どんどん辛くなっていく。死んだ方がよっぽど、楽なんじゃないか」
とうわ言の様に言っておられた姿は、今は全く無い。
ここまで来たら国立劇場の踊の会絶対目指しましょうね。
血糖値だけは気をつけて下さいね。
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