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第244号 お盆休み

丁度1ヶ月のご無沙汰でした。6日間のお盆休み一日だけ、急患の患者さんの治療をした。
ここ数年こんなにゆっくり、夏に休めたことはなかった。孫達に密着した相手が出来た。
それにしてもこの暑さは、なんと凄まじい事だ。熱中症で亡くなる方の多いこと。
フランスでは暑さのあまり、大聖堂が崩壊するかもしれない、との事。
自国のことのみ考えて、それを第一に突っ走る、それが本当に国民の為になるのか。
地球と言う船に乗って人類が、真に今後の事を考えるなら、この異常な暑さを期に全世界で
地球の環境破壊を食い止め、穏やかな人類の生活に適した気候を、取り戻すこと。
心の底から訴えたい、このままでは地球は、人が住めない死の星になってしまう。
この日本で暑さの為に人が亡くなる、とんでもない事柄が起きている。
身近な事で出来ることは、一杯ある。物を粗末にしない、勿体ないの心、身の回りをキチンと
清潔にする、ゴミを出来るだけ少なくする、無駄を無くす。等々出来ることを皆が一人一人
やらなけらばならない。子供の頃、電球に破れた靴下を被せ、綺麗に繕っていたおばあちゃん
ご飯粒を残さず一粒までキチンと食べていた両親、みんなで一緒に物を大切に自分で
自然破壊を守る行動を、起こそう。この酷い暑さにつけて、しみじみ思う。
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第243号 歯医者の治療の変遷(2)

まず第一は国民の健康に対する、関心の高さの変化が、挙げられる。
私の子供の頃(昭和20年代)終戦直後は、世の中は復興に国民が、
文字通り寝食を忘れ、命懸けで生活を営み身体の管理は置き去りにされて
生きることに精一杯。凄まじい時代であった。
家にネズミ、ハエ、蚊、ゴキブリなど当たり前にいた。
ハエトリ紙、蚊取り線香、蚊帳、ネズミ捕りかご、ハエ帳そんな物が、当たり前に置かれ
トイレは汲み取り式、畑には人糞がまかれていた。
歯医者には、虫歯が酷くなり痛くて我慢できなくなり、来院する。抜けてしまってどうにも
噛めなくなり、入れ歯を作るか、放置するか。
痛みを取り、腫れを引かせるだけの、対症療法が主であった。
今令和の時代、インプラントが普通に使われ、顎の骨が再生され、後15年もすると
歯の再生医療もできそうな時代になる。
虫歯が少なくなり、歯が抜けることも無くなり、歯医者の役割が予防と人生100年の時代の
健康状態の維持管理が、主となる。大変な変化である。
心して今後の歯科医師の責務を全うして行く。又一皮も二皮も剥けて進化しよう。

第242号 歯医者の治療の変遷


50年前講義で、今日本中の歯医者が24時間フルに診療しても、虫歯を全部治療することは
不可能だ。小学校には味噌っ歯の児童が溢れ、歯の健康優良児が表彰された時代であった。
学年に1人か2人居たものだ。46年前に私が開業した頃は、歯科検診の後は、何処の歯医者も
長蛇の列があり、満員御礼の状態であった。又歯を抜いた患者さんの多かったこと。
歯科技工士の40㌫位が、入れ歯専門の担当であったが、現在は5人の内1人が、月に2~3人
の患者さんの、義歯を作っている。歯の検診に関しては、現在は検診の前に診て貰いたいと言う。
「検診前にチェックしてもらったのに、虫歯だと言われた。と怒鳴り込んでくるモンスターペアレンツが
居たとの話も聞いた。虫歯が合ったら恥をかく、可哀想だ、とのことだ。動機はともあれ、虫歯の予防に
関心を持ってもらうことは、歓迎だ。本当に虫歯は少なくなって来た。ただかって予防歯科の理論を
歯医者の死活に関わると、大声を上げた一部の先生達が予想したような、減り方ではない。
未だに虫歯は、沢山有る。
只現在は治療の内容が、大きく変わった。先ほどの入れ歯が激減したように、学生の頃、或いは
開業当初の頃と、大変な替わりようである。(続く)

第241号  人生100年、口はどうすれば良い?(2)

6歳に生え100歳まで、虫歯、歯槽膿漏に為らず健全な歯を維持されて来られた。
素晴らしいことである。本当にその健康管理意識の高さに、頭が下がる。
又治療をし其の後、口腔ケアーをしっかりされて28本の歯で、何でも食べられる人
凄い時代になって来た物だ。口を良く動かすと首から上の血行が良くなり、頭にも
血液のめぐりが良くなり、脳の萎縮が防げる。アルツハイマーの予防になる。
老人性痴呆(呆け)の防止になる。良く嚙めることは良い事だらけではないか。
もっともっと世間の人に知ってもらい、良く嚙み健康で呆けずに自分の事は、皆自分で出来る。
歯を大切にし、嚙めるように維持していくことが、健康長寿につながり皆に迷惑にならず
素晴らしい人生を送れる。さー皆さん、良く歯を綺麗にし良く嚙んで、100年を迎えましょう。
お手伝いしますよ。

第240号  人生100年、口はどうすれば良い?

私は長生きは良いけれど、呆けて家族や周りの人に迷惑に為る位だったら、そうなる前に
居なくなりたい。異口同音に患者さんから、聞く言葉だ。
介護をして苦労をなさった方。仲良く何十年も過してきた親子、夫婦、兄弟姉妹が人生の最終局面で
その仲が決裂し、憎しみ会うまでになる。本当に正しく地獄を見るようだ。
昨今老老介護等で、疲れ果て二人揃って亡くなられた話とか、先の見通しが立たないとのことで
心中するとか、悲しい話が飛び込んでくる度に、如何したものかと思い悩む。
浅草警察から当院の診察券をお持ちの方が、不審死をされて身元確認をとの依頼を受け
拝見したところ間違いなく、私の永年の患者さんであった。
数年前にご主人に先立たれそれでも、お元気に過されつい5月にも治療後の経過観察に
2ヶ月に1度位おみえいただいた患者さん。浴室でお亡くなりであった。 合掌。
歯医者として申し上げられることは、口の清掃と良く嚙むことこれに尽きる。
今まさに飲み込もうとする時に、3回余分に嚙んでもらいたい。
嚙む回数を増やすことが、とても大事である。  (続く)
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