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第221号 後3回噛もう

精咀嚼と言って30回噛むのが、最も理想的と大学時代に教わった。
ずっとそれを言い続けて来たが、ある時自分でやってみたところ無理と判った。
とてもじゃないが回数数えながら食事を採ることなど、出来ないと悟った。
美味しく無いばかりか、食事が楽しくない。
何度挑戦してみても、自分には 出来なかった。
なんと酷な事を患者さん達に、言い続けて来たことかと、猛省した。
でも噛むことの重要性は何としても、判ってもらわなければならない。
そこで最近はどうすれば良く噛んで頂き、筋肉の動き、血の巡り、唾液の出具合、
等良くなって頂けるかを、考えて次のようにお話しする。
「今正に飲み込もうとした時、もう3回噛んでから飲み込むようにして下さい」
良く筋肉が動きほうれい線も、消えますよ。と話す。
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第220号 歯がこれしか無いのに!!

四ヶ月振りに来られた患者さん。あちこち体調が悪くてなかなか、歯医者に来れなかった。
残った歯が5本位、大きな入れ歯を始めて入れて頂いたが、調整や経過観察に来られなく、
其の後どうされたかと、心配していた方である。
先生ご無沙汰でスイマセン.なかなか来れなくて、申し訳ありません。
顔色も良く、声も元気、以前よりずっと体調良さそう。
で歯は、どうなのか?聞く前に「ビックリしています。歯がこれしか無いのに
、何でも食べられる!入れ歯ってこんなに、噛める物なの?」
調整もろくにしないまま、使かってもらった。
入れ歯は一般的に、調整に時間が掛かるので患者さんには、頑張ってしっかり噛める
ようになるまで通って下さいね。その内入れ歯に血が通った氣がする、と言ってもらえる
ようになりますので、と言って来たのに。
時々このような稀なケースも或る。兎にも角にも喜んで貰えて、嬉しい限りだ。

第219号  子供の入れ歯

前回第218号で書いた乳歯が、永久歯に交換する時のこと。
大体5歳半~6歳半位の時乳歯が、脱落し始める。
その過程で、七五三のお祝いに写真を撮るんだけれど、歯が抜けていると可哀想だ。
何とかなら無いだろうか?
幼稚園通っているが、大人の歯が出るまで、時間が掛かるなら替わりの歯が無いと
可愛くない。
そういった見た目の問題だけではなく、交換期ではないのに早くに抜けてしまった場合
咀嚼機能、永久歯のスペース確保、発育、栄養摂取などの問題から、乳歯の入れ歯が
必要になる。
乳歯義歯と言って簡単に言うと、大人の入れ歯と全く同じだが、大きな違いは大人と違って
慣れるのがとても早い。
始めこそ嘔吐しそうになったり嫌がるが、鏡を見て綺麗に歯が揃うのを見ると
喜んで入れてくれるようになり、親を驚かせる。

第218号   交換期の乳歯

人は6歳前後になると、乳歯が揺れ始め、永久歯と萌え替わる。
最初に萌替わるときは、親御さんが大変である。
前歯が抜けた!! どうしよう!! 血が出ている。どうすれば良い?
チョクチョク或る電話。自分の歯が抜けたときの事は、忘れてしまうものらしい。
私は、乳歯が抜け替わるときのこと、鮮明に覚えている。
歯医者の息子であったからなのかな。ある時は、親指の爪で触っているときに
机にひじを突いていたのが、がくんと外れその拍子にずぼっと抜けたこともあった。
いじっていた時くしゃみをした拍子に、ねじられてとれた事もあった。
喧嘩をして、ぶつかって、机に当たって、アイスキャンデイーかじって等等色んな
事で脱落した。
2本目、3本目にもなると、本人も親御さんもビックリしなくなる。
人の成長の織り成す一ページ、面白くもあり、素晴らしい一生の歴史のひとコマでも或る。

第217号 安楽死を自己選択する

今朝のNHKの番組で、大変ショッキングな言葉を聴いた。
或る映画の紹介で、若手の女性の監督が今後10年先に実際起こりうる問題を
提起し、観客に問いかける番組であった。
高齢者が溢れてくる社会に対し、極論を言えば生産性の無い高齢者を
排除しなければいけなく無くなるのでは?と言う趣旨の問い掛けと自分は思った。
障害者を10数名殺した事件に、ツイッターで「仕方ない、必要だ」などのつぶやく声が
あったことも紹介されている。
当然鑑賞した観客から喧々諤々の意見が飛び出した。
その中に「自分が自ら安楽死の道を選ぶのも、方法としては考えられる。」
70代後半か80代の男性であった。
家族に迷惑を掛けたくない。が理由であった。
本当に家族を思い幸せを願っての言葉である。
しかし自分は思った、子や孫に迷惑を掛けない、歳を重ねる方法を考え実行しよう。
子や孫が本当に幸せなのは、矢張りおじいちゃん、おばあちゃんが元気で朗らかに
一家の構成要素として何時までも、居てくれることだと信じている。
健康長寿を一人一人が真剣に考え実行し、安楽死などと考えず寿命全うしましょう。
美味しく物を食べることが、その第一歩です。


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